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伝統の寄木細工

 

 箱根寄木細工は、江戸時代末期に、石川仁兵衛によって考案されました。

数多い有色天然木材の色彩と木目を生かしながら、伝承されてきた修練の手技により寄せ合わせ、幾何学文様を表現した大変精緻は木工芸技術で、特殊な鉋(カンナ)で薄く削り箱・引出し類等に張る方法と、厚みのある文様板をそのまま盆や小鉢などに整形する方法があります。

箱根小田原地方に江戸時代より現在まで継承されてきた貴重な伝統工芸品は、わが国では他に例を見ない独特の木工芸品です。

この箱根寄木細工は昭和59年、国から伝統的工芸品として指定されました。

箱根細工には寄木細工のほかに

「木象がん(もくぞうがん)」「組木(くみき)」「秘密箱」「組子」

などがあり、箱根旧街道の開通とともに旅人のみやげ物として江戸時代から親しまれているものです。

 使用する主な有色材

白色系 = あおはだ、みずき、まゆみ

黄色系 = にがき、うるし、はぜのき

茶色系 = えんじゅ、くす、けやき

褐色系 = けやき神代

灰色系 = ほおのき

黒色系 = かつら神代、くろがき

 

寄木細工の出来るまで

  1.寄木模様の色合いに適合した木材をそれぞれの厚さに削り、模様の配色順に膠(にかわ)を塗布し積み重ね万力で圧着します。
2.重ね合わせた素材を寄木細工固有の型に合わせて単位模様の一辺を手鋸(のこ)で切断します。
3.切断された単位模様の一辺は更に型に入れ、手鉋(かんな)で正確に仕上げます。
4.完成された単位模様の一辺は単位模様を作るために一組ずつ膠(にかわ)を平らに塗布します。
5.さらに膠(にかわ)で単位模様を合わせ紐で締め接着します。こうして完成したものが単位となる模様です。これを更に拡大するために手鋸(のこ)で切断します。
6.切断された単位模様材は更に寄せ集め膠(にかわ)で接着します。この作業を繰り返しながら大きな模様材とします。これを種木(たねぎ)といいます。
7.この種木(たねぎ)を大きな特殊な手鉋(かんな)で一枚ずつ丁寧に削ります。この鉋紙を『ズク』といいます。
8.鉋(かんな)で削られた『ズク』の縮みをアイロンで伸ばし、これを小箱等の化粧材として使用します。